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「新電力」と東京電力新年度(2016年4月から)契約プランのあらましと東京ガス電気の比較

各プラン名称 夜間単価 昼間単価 従来のプラン名称
スマートライフプラン PM1:00〜AM6:00 
17.46円/1kW
AM6:00〜PM1:00
 
25.33円/1kW
電化上手・オール電化
夜トク8 PM11:00〜AM7:00
 
20.78円/1kW
AM8:00〜AM11:00
 
32.14円1/kW
オトクなナイト8
夜トク12 PM21:00〜AM9:00
 
22.55円/1kW
AM9:00〜AM21:00
 
33.76円/1kW
オトクなナイト10
ブレミアムプラン 0〜400kWまで定額24.25円/kW
※従来
は下記のとおり
昼夜かかわりなく
401kW〜 29.14円/kW
※従来
は下記のとおり
従量料金
H28年3月までの従量電灯契約の各段階単価
最初の120kWhまで(第1段階料金) 19円43銭/1kWh
120kWhをこえ300kWhまで(第2段階料金) 25円91銭/1kWh
上記超過(第3段階料金) 29円93銭/1kWh
次期からは以下のようになる。
0〜400kWhまで 25円91銭/1kWh、401kWhからのは超過(第2段階料金) 29円93銭/1kWh

東電VS東京ガス ※東電「プレミアムプラン」と東ガス「従量電灯の比較」
月額平均17,000円程度の電気を消費するご家庭では…


東京電力 「プレミアムプラン」」 400kWまで     24.25円/kW
401kW〜       29.04円/kW
※実際には400kWまでは定額で9.700円、
  9,700円÷400=24.25円
東京ガス 「従量電灯B」 150kWまで     23.14円/kW
151〜350kWまで 23.45円/kW
351kW〜      25.93円/kW
※三段階料金

※消費するほど高くなる「従量料金」という考え方は、電気の浪費を防ぐという目的で消費するほど高くなる設定になっています。
  しかし実態的にはそのように機能しているとは思われません。、そもそもエネルギーの高い日本で、家庭での節電は単純に節約精神によっており、必ずしもみの段階を意識してはいません。少なければ少ないほど良い、というのが「節約精神」
です。
 現今の日本が景気浮上策として2%のインフレ率を誘導するとか市場経済の活性化を目指すというとき、これは矛盾しているか、あるいは儲けさせて税金として回収するトリックとして経済産業省認定の施策かと勘ぐれないでもありません。
 そもそも各種の産業において生産コストの低減には、このエネルギーコストの削減はかなり重要なはず。市場経済を浮上させようというのなら、そのようなトリックは撤廃すべきです。キメの細かい商売として典型の身近なコンビニでは、照明・冷房・ショーケースの保冷など電気代で悲鳴を上げています。マイナス金利ばかりが景気刺激策ではありますます。
 そして、なにより不可解なのは、東電も東ガスも気温が一度上がったり下がったりすれば消費がどれだけ伸びるか、統計上でよく承知している。夜間は安く、昼間はより高く、という時間帯別の単価設定も怪しい限りです。「夜間は多少安くしても昼間に取り返せる」という統計的自信が背後に隠されている、と考えます。
なにしろ昨今は夏は猛暑、冬は暖冬といいつつ寒波は繰り返し激しく、変動の激しい時代です。使用者は昼間の電気代が高いと知りつつ、猛暑の夏はクヘラー、寒波の冬は暖房、という具合にいわば自然に対応しています。
元来は「エアコン嫌い」だったお客様が、もはや猛暑には耐えられないと、身の危険を感じるあまり冷房を導入しています。
 やはり、電気代・ガス代は妙なトリックなしに、均等なわかりやすい単価にするべきでは? 各社ともいまの課金システムはあまりに煩雑すぎです。
東電「プレミアムプラン」と東ガス「従量電灯は現状で最も多い契約形態。しかし今後、
 従来金額で17.000円/月、電力量で600kWh/月以上消費の家庭はこのこれらの契約に移行しないと
損をします
この世帯は東電が新電力移行の際にもっとも継続・死守したい契約世帯。この世帯層を他社に奪われると打撃が大きいため、オトク感」を最も出さないとならない事情があります。
市場競合参入の新企業について

市場は20兆円規模。
それでワクワクするのは売手側であって消費者ではありません。
商売としては滅多にないチャンスでしょうし、エネルギー問題がグローバル化し、原油価格など株価まで左右する市場動向を反映して競合各社は並々ならぬ知恵の結集というのか傾注をしています。
ここ(市場)での前提は消費者は受身であって「かにがトクか、どこがトクか」を物色する存在、立場という無意識の立ち位置を想定して計画を立てています。
この競争総じて見回せば、電気代自体は安くならない、というのが一点。なにより「安く」「オトク」にする気などサラサラない、といったところ。その上での「おトク感」としいて、通信費が安くなる、ガス代やガソリン代が安くなる、ポイントが付くなどの「オマケ」競争がもっかの比較材料です。
ですから、「お年玉袋」ほどの妙味もないだろう、と推測します。右往左往するだけ時間の無駄です。電気代はどこも大差なし、というのが結論。
売上確保のためにそれまで100円で売れていたものを一気に50円で売ろうというのは、零細企業の苦し紛れの論理。各社がそれぞれに莫大な投資をするからには、消費者の「おトク感」に相対した「旨み(利益)」が見込めなければなりません。
値下げ競争はこれからだ、と思われます。
インターネットなど通信料が少しでも安くなればよい、という向きは
各社は作戦を立てつつゲートインしています。この四月に各社一斉にスタート。この先の激しい競争での途中、負けが見えてきたら苦し紛れのダンピングもありえます。
現今の電力各社の電気代はもろもろの理由で最大限、高いままです。売手にとって魅力的なこの単価を準用しての参入が商売上の真実。ソフトバンクが早々に太陽光発電に手を出したのも理由は同じです。電力不足の事態を打開しようとしたわけではありません。「売電」の「旨みを十分に見越したからです。買取りのため電気単価は上げられました。
「市場競争」には消費者も消費者として参入できます。つまり、「オマケ競争」の様子を静観するという方法により、消費者が何を求めているか、という市場原理の本来の姿を売手に示すことができます。
乗り換えはもちろん自由です。通信費が安くなるのは魅力的と感じる人は乗り換えるべきです。ですが、電気代が安い、と実感したい消費者は、当面、東電にそのままお付き合いしていたほうが時間経済的に「オトク」かも、と思われます。これは「東電」がお勧め、というわけではありません。東電は過去より消費統計と分析をおこなっています。冬季に気温が1℃落ちれば電力消費は何万キロワット増加するか、あるいは人間というものは当初はあれこれ考えるが使いだせば必要なだけ使ってしまうものだ、と実感しています。東京ガスも同じです。その電力会社が設定している単価を尊重する、というのが新電力各社でもあります。それまで築いてきたノウハウを信用する、というのは新電力各社です。
ならば消費者も、少しだけ謙虚になった電力会社の今回の設定をしばらく準用してはいかが?と思われる次第です。そのことが新電力会社をきっと刺激するでしょう。

 新電力各社の「おトク感」の演出があまりに多様・煩雑で、比較するだけで時間の浪費という人的エネルギーの粗過失と思われます。会社選びは安い電気代を求めてのことのはずが、いつのまにか「オマケ」比較になっている、ということです。

「結 論」
電気代はどこも対して安くはしていない。これは競合各社とも電力会社の設定する電気単価に準じているからで、あくまで各社の設定する「オマケ」にオトク感を覚えるか気に入れば、それに従って選択すればとりあえず「損」はないということです。
あまりメリットが感じられなければ、そのままこれまでの電力会社との契約を維持すれば足ります。損も得もない、といったところ。ただし、これまでの消費電力があまり多くない世帯とともに、多かった世帯は東電・関電など大手電力会社に相談して切り替えないと確実に損をします。
重量料金の仕切り直しがあるからです。該当する電力会社のホームページをよく読む必要があります。

「で、どうしたらいいか」
ガッカリ。イライラする向きは、この際、自力で太陽光発電と蓄電池の設備、ならびに東電であるなら「スマートライフプラン」契約をセットにし、夜間の安い電力で蓄電し、昼間は蓄電池と太陽光発電で電気をまかなえばもっとも「スマート」であり、クールな選択ということができます。
各大手電力会社は、深夜電力は賢く使えばおトクです、とこれまでも言い続けてきた。
ならばここは賢くクールに対応すべきです。原発問題からも足を洗えます。
このクール・ジャパンが推奨です。

ところで蓄電池の各メーカーは、政府や電力会社に妙な気遣いをしてはいないだろうか。非常用程度の蓄電器量の設定はいかがなるものか。もう少し実用的な設定ができるはず。
これまで「エコキュート」を筆頭に護送船団方式でE市場を高値誘導してきた手前、露骨に裏切れない、という日本人気質をだしすぎてはいないだろうか。いまこそチャンスですよ。
期はやっと熟した。自由市場の創設に一役買うべきでしょう。シャープも台湾の会社と手を握りました。